岩淵 邦彦: 照明学会誌,80 巻, 3 号, p. 187-191,1996
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/80/3/80_3_187/_pdf
2020/10/30
概要
照明に関する基礎知識を踏まえたオフィス照明の省エネルギーに関する研究
岩淵 邦彦: 照明学会誌,80 巻, 3 号, p. 187-191,1996
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/80/3/80_3_187/_pdf
2020/10/30
概要
照明に関する基礎知識を踏まえたオフィス照明の省エネルギーに関する研究
「居住空間における多灯分散照明に関する評価実験(<特集>省エネと快適性を目的とした住宅照明)」金谷 末子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij/94/10/94_KJ00006628564/_pdf/-char/ja
2020/10/30 東
〈概要〉
LED光源を含む各種光源を用いて種々の照明シーンを設定し、リビング・ダイニング空間で営まれる種々の生活行為と照明の適切さに関する主観評価実験
〈方法〉
被験者に順応室で約3分間順応させた後、リビング・ダイニング空間に入室するように指示 し、入室直後に空間全体を見度してリビング・ダイニング空間としての照明の適切さを5段階、室内の明るさ感を13段階で評価させた。
〈感想〉
生活行為による照明の適切さ評価は,若齢者の場合,1人でくつろぐ行為とそのほかの生活行為に有意な差があるが,高齢者の場合は、設定された生活行為間では有意な差は見られないという結果に意外性を感じた。
オフィスにおける行動と好まれる照明タスクアンビエント照明の問題点と可能性
望月菜穂子、宇治川正人、平手小太郎、安岡正人
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/61/479/61_KJ00004221434/_pdf
2020/10/23 中川直哉
<概要>
タスクアンビエント照明を見直し、どのような照明であれば執務者の要求に応じた適切な照明となるのかを、作業空間における行動に着目した実証的な評価実験を通して検討する。
<既往研究との比較>
照明環境を物理的な評価や印象だけでなく、そこで行われる行動について、望ましいものであるかどうかといった観点から評価する場合、なるべく日常的な体験を通した評価であることが望ましい。しかし、既往研究は、比較的短時間の実験に基づいており、日常的体験という点からみると、不十分である。本研究では実験室内で観察された主要な行動に対して、好ましい照明環境を明らかにする方法として、照明環境を行動に対するふさわしさの視点で評価させる点、実際の居住空間での日常的な体験を通した評価実験である点が特徴である。
<方法>
天井の蛍光灯を調光し、周辺照度を3段階に変化させたアンビエントライトに、タスクラ
イトを組み合わせた3パターン(以下TAL暗、TAL中、TAL明と表す)と、そのうち最 も明るい周辺照度でタスクライトをつけないパターン(全般照明)の、計4つを評価対象 とした4パターンの照明状態の中で、それぞれ約10日間ずつ14名の学生、大学院生に通 常と同じ生活をしてもらい、各パターンの体験後にアンケート用紙を配布し、回答させた。
<感想>
行動によって満足する照明が異なることが分かった。
BIM 概念に基づく最適建築設計支援システムの開発 刁芸婷、 加藤信介、樋山恭助
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/16/34/16_34_1065/_pdf/-char/ja
2020/10/23 田原
<概要>
BIMの仮想空間に建物を建設する概念に基づいて、建物に性能を予想するツールを加え設計案を改善する設計支援システムを提案し、窓形状の最適化までの自動実行を行う。
<既往研究との比較>
最適化のシミュレーションを実行して求められた評価値に対して重み付けを行い、その評価値に対して、設計者の意図に即した結果を得られたかどうかの判定を最適化理論に組み込んだアルゴリズムに沿って、代替案の優先順位を決めている点が特徴である。
<方法>
温熱環境シミュレーションソフト「AE-Sim/Heat」などを用いて算出
<感想>
BIMの仮想空間を用いて室環境の最適解を設計段階で求められるのは興味深いと感じた。
「マルチエージェントモデルによる群集歩行性状の表現-歩行者シミュレーションシステムSimTreadの構築-」木村 謙, 佐野 友紀, 林田 和人, 竹市 尚広, 峯岸 良和, 吉田 克之, 渡辺 仁史
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/74/636/74_636_371/_pdf/-char/ja
2020/10/16 東 稲垣
〈概要〉
部屋から廊下への退出という典型的な群衆流を再現し、流動係数の時間ごと変化を確認し、それに伴って起きた事象について考察する
〈既往研究との比較〉
既往研究の多くでは、処理速度の短縮や開発の容易さのため、空間をネットワークやメッシュで表現する空間モデルが採用されていた。ネットワークによる表現は抽象化の度合いが大きく、メッシュによる表現では歩行者のスムーズな動きを再現できないという点で単純に理解しずらいものばかりであった。
〈方法〉
歩行者シュミレーションシステムSimTreadにおいて、そのメカニズムを明示すること、及び、ネットワークモデルと比較した群衆の再現性を、群衆流の基本指標である流動係数の変化を分析することで検証する
〈感想〉
自身の研究する分野のより専門的な文献を読むことで、意欲の向上、及び、マルチエージェントというものへの理解を深めることができた。
社会科学におけるエージェントモデリング環境 田中 雅樹 倉橋 節也 小林 元 https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=152545&file_id=1&file_...