2020年11月25日水曜日

NetLogoを用いた心理的渋滞モデルのシミュレーション

 

社会科学におけるエージェントモデリング環境

田中 雅樹  倉橋 節也 小林  元

https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=152545&file_id=1&file_no=1

2020/11/25 田原蒼馬


(概要)
netlogoという自然と社会現象をシミュレーションできるプログラム環境を用いることで、渋滞を再現する。本研究では心理的要素を取り入れ、ドライバーを3種類に分けた。また、そのタイプの混在が渋滞の原因に関係があるという仮説をnetlogoというシミュレーション環境を用いて立証することを目的とした。

(方法)
ドライバーの運転心理を積極心理型、消極型心理、環境依存型心理の3つに分け、車の運転モデルとして定義する。それぞれの運転心理の説明は以下に行う。一方、各車に「patience」という変数を実装した。このpatienceはブレーキを踏み、減速する度に-1される。patienceが0になると、その車は車線変更をする。patienceが0に近いほど、そのドライバーはストレスを感じているということである。それをnetlogoでプログラミングを組んで入力した。

(感想)
NetLogoのプログラミングの仕方を工夫して行っていたので参考になった。







LED 照明を利用したオフィスのタスク・アンビエント照明におけるタスク照明の照度・色温度の選好に関する基礎的検討

LED 照明を利用したオフィスのタスク・アンビエント照明におけるタスク照明の照度・色温度の選好に関する基礎的検討

中林沙耶, 鈴木道哉, 川島実, 岩田利枝 - 日本建築学会環境系論文集,

https://www.jstage.jst.go.jp/article/aije/77/678/77_633/_pdf/-char/ja

2020/11/25 中川直哉

 

<概要>

昼光照明の併用や位置情報検知によるアンビエント照明の変化がない状態で、タスク・アンビエント照明の照度と色温度およびその組み合わせと選択行為が、作業性、主観評価、満足度に与える影響を明らかにすることを目的として被験者実験を行った。

 

<方法>

一般的な事務室を再現した環境試験室で模擬事務作業と主観評価を行った。

 

<感想>

76100%の被験者がタスク照明を必要としていることが分かった。


2020年11月17日火曜日

オフィス作業効率向上のための色温度変動照明の研究 ―色温度変動照明による生理・心理的影響の評価―

 

オフィス作業効率向上のための色温度変動照明の研究 ―色温度変動照明による生理・心理的影響の評価―

井上学,野口公喜(松下電工株式会社),戴情穎,下村義弘,岩永光一,勝浦哲夫(千葉大学)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/86/Appendix/86_Appendix_205/_pdf/-char/ja

2020/11/18 東

〈概要〉

作業性の観点からオフィス照明の最適な色温度を経時的に主観評価を用いて求めたところ、自然光に近似した変化を示すことが分かった(2001年照明学会東京支部大会にて報告).そ こで今回は,前回得られた色温度変動カーブによるアンビエント照明の制御と一般的な5000K一 定の照明要件とを比較して心理・生理的な影響の違いを評価した.

〈方法〉

成人男性8名を対象に,色温度の変化に伴った脳波,心拍変動,加算タスクの測定を1時間毎に行った.

〈結果〉

自然光の色温度の変化に近似した色温度変動照明要件は一般的な5000K一定の照明要件と比較 して,疲労感や眠気,精神的な緊張の軽減をもたらす効果のあることが示唆された.

〈感想〉

色温度によって作業効率に差が出るのは意外だった.

2020年11月11日水曜日

LCCM 住宅デモンストレーショ ン棟における居住実験結果

LCCM 住宅デモンストレーショ ン棟における居住実験結果

高瀬幸造— ———— * 1 中川あや— ———— * 2 桑沢保夫— ———— * 3 前 真之— ———— * 4 村上周三— ———— * 5

http://maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp/_userdata/download/LCCM.pdf

2020/11/11 田原蒼馬

(概要)一般家庭を想定した負荷 パターンに従って燃料電池などの高効率機器を使用した際の住宅の トータル性能の把握を目的とし、デモ棟にて居住実験を行うことで、 設計時に検討されたランニング CO2 排出量の妥当性検討を行った。

(方法)冬期(2011 年 3 月 1 日~7 日、2012 年 1 月 27 日~1 月 31 日)・ 夏期(2011 年 8 月 6 日~12 日)・中間期(2011 年 11 月 2 日~8 日)の 各季節において、約 1 週間に渡って居住実験を行った。各季節とも、 毎日の天候の差の影響を把握するため自立循環住宅開発委員会の平 日(湯消費・大)に統一した生活スケジュール 3)を基本とし、評価 を行った。

(感想)居住者が省エネを意識し生活することで、建具などの開閉をするようになり、実際に冷暖房の使用を抑えた生活を実現していて驚いた。




 

低炭素化と知的生産性に配慮した最先端オフィスの調査研究 (第19報)ソースZEB化への照明の省エネルギー手法

平井 大介, 伊藤 剛, 福田 裕行, 島岡 宏秀, 間瀬 亮平

https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2014.10/0/2014.10_213/_pdf/-char/ja

2020/11/11 中川直哉

 

<概要>

ソースZEB化工事による効果のうち、執務空間の照明消費電力の省エネルギー効果の報告

 

<方法>

空調・衛生・照明機器の改善と高効率化、隣接建物への熱融通を行った

照明について、アンビエント照明を蛍光灯から調光可能なLED照明に変更、昼光率照明制御、設定照度変更制御

 

<感想>

実際の建物において、照明制御により電力消費量の削減が期待できることが分かった。

これを、設計段階でも判断できるようにしていきたい。

2020年10月30日金曜日

昼光利用と照明制御によるオフィスの省エネ ルギー

 岩淵 邦彦: 照明学会誌,80 巻, 3 号, p. 187-191,1996

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/80/3/80_3_187/_pdf

2020/10/30


概要

照明に関する基礎知識を踏まえたオフィス照明の省エネルギーに関する研究

居住空間における多灯分散照明に関する評価実験(<特集>省エネと快適性を目的とした住宅照明)

「居住空間における多灯分散照明に関する評価実験(<特集>省エネと快適性を目的とした住宅照明)」金谷 末子

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij/94/10/94_KJ00006628564/_pdf/-char/ja

2020/10/30 東

〈概要〉

LED光源を含む各種光源を用いて種々の照明シーンを設定し、リビング・ダイニング空間で営まれる種々の生活行為と照明の適切さに関する主観評価実験

〈方法〉

被験者に順応室で約3分間順応させた後、リビング・ダイニング空間に入室するように指示 し、入室直後に空間全体を見度してリビング・ダイニング空間としての照明の適切さを5段階、室内の明るさ感を13段階で評価させた。

〈感想〉

生活行為による照明の適切さ評価は,若齢者の場合,1人でくつろぐ行為とそのほかの生活行為に有意な差があるが,高齢者の場合は、設定された生活行為間では有意な差は見られないという結果に意外性を感じた。


NetLogoを用いた心理的渋滞モデルのシミュレーション

  社会科学におけるエージェントモデリング環境 田中 雅樹  倉橋 節也 小林  元 https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=152545&file_id=1&file_...