2020年11月17日火曜日

オフィス作業効率向上のための色温度変動照明の研究 ―色温度変動照明による生理・心理的影響の評価―

 

オフィス作業効率向上のための色温度変動照明の研究 ―色温度変動照明による生理・心理的影響の評価―

井上学,野口公喜(松下電工株式会社),戴情穎,下村義弘,岩永光一,勝浦哲夫(千葉大学)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/86/Appendix/86_Appendix_205/_pdf/-char/ja

2020/11/18 東

〈概要〉

作業性の観点からオフィス照明の最適な色温度を経時的に主観評価を用いて求めたところ、自然光に近似した変化を示すことが分かった(2001年照明学会東京支部大会にて報告).そ こで今回は,前回得られた色温度変動カーブによるアンビエント照明の制御と一般的な5000K一 定の照明要件とを比較して心理・生理的な影響の違いを評価した.

〈方法〉

成人男性8名を対象に,色温度の変化に伴った脳波,心拍変動,加算タスクの測定を1時間毎に行った.

〈結果〉

自然光の色温度の変化に近似した色温度変動照明要件は一般的な5000K一定の照明要件と比較 して,疲労感や眠気,精神的な緊張の軽減をもたらす効果のあることが示唆された.

〈感想〉

色温度によって作業効率に差が出るのは意外だった.

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