2020年11月25日水曜日
NetLogoを用いた心理的渋滞モデルのシミュレーション
LED 照明を利用したオフィスのタスク・アンビエント照明におけるタスク照明の照度・色温度の選好に関する基礎的検討
LED 照明を利用したオフィスのタスク・アンビエント照明におけるタスク照明の照度・色温度の選好に関する基礎的検討
中林沙耶, 鈴木道哉, 川島実, 岩田利枝 - 日本建築学会環境系論文集,
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aije/77/678/77_633/_pdf/-char/ja
2020/11/25 中川直哉
<概要>
昼光照明の併用や位置情報検知によるアンビエント照明の変化がない状態で、タスク・アンビエント照明の照度と色温度およびその組み合わせと選択行為が、作業性、主観評価、満足度に与える影響を明らかにすることを目的として被験者実験を行った。
<方法>
一般的な事務室を再現した環境試験室で模擬事務作業と主観評価を行った。
<感想>
76~100%の被験者がタスク照明を必要としていることが分かった。
2020年11月17日火曜日
オフィス作業効率向上のための色温度変動照明の研究 ―色温度変動照明による生理・心理的影響の評価―
オフィス作業効率向上のための色温度変動照明の研究 ―色温度変動照明による生理・心理的影響の評価―
井上学,野口公喜(松下電工株式会社),戴情穎,下村義弘,岩永光一,勝浦哲夫(千葉大学)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/86/Appendix/86_Appendix_205/_pdf/-char/ja
2020/11/18 東
〈概要〉
作業性の観点からオフィス照明の最適な色温度を経時的に主観評価を用いて求めたところ、自然光に近似した変化を示すことが分かった(2001年照明学会東京支部大会にて報告).そ こで今回は,前回得られた色温度変動カーブによるアンビエント照明の制御と一般的な5000K一 定の照明要件とを比較して心理・生理的な影響の違いを評価した.
〈方法〉
成人男性8名を対象に,色温度の変化に伴った脳波,心拍変動,加算タスクの測定を1時間毎に行った.
〈結果〉
自然光の色温度の変化に近似した色温度変動照明要件は一般的な5000K一定の照明要件と比較 して,疲労感や眠気,精神的な緊張の軽減をもたらす効果のあることが示唆された.
〈感想〉
色温度によって作業効率に差が出るのは意外だった.
2020年11月11日水曜日
LCCM 住宅デモンストレーショ ン棟における居住実験結果
LCCM 住宅デモンストレーショ ン棟における居住実験結果
高瀬幸造— ———— * 1 中川あや— ———— * 2 桑沢保夫— ———— * 3 前 真之— ———— * 4 村上周三— ———— * 5
http://maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp/_userdata/download/LCCM.pdf
2020/11/11 田原蒼馬
(概要)一般家庭を想定した負荷 パターンに従って燃料電池などの高効率機器を使用した際の住宅の トータル性能の把握を目的とし、デモ棟にて居住実験を行うことで、 設計時に検討されたランニング CO2 排出量の妥当性検討を行った。
(方法)冬期(2011 年 3 月 1 日~7 日、2012 年 1 月 27 日~1 月 31 日)・ 夏期(2011 年 8 月 6 日~12 日)・中間期(2011 年 11 月 2 日~8 日)の 各季節において、約 1 週間に渡って居住実験を行った。各季節とも、 毎日の天候の差の影響を把握するため自立循環住宅開発委員会の平 日(湯消費・大)に統一した生活スケジュール 3)を基本とし、評価 を行った。
(感想)居住者が省エネを意識し生活することで、建具などの開閉をするようになり、実際に冷暖房の使用を抑えた生活を実現していて驚いた。
低炭素化と知的生産性に配慮した最先端オフィスの調査研究 (第19報)ソースZEB化への照明の省エネルギー手法
平井 大介, 伊藤 剛, 福田
裕行, 島岡 宏秀, 間瀬 亮平
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2014.10/0/2014.10_213/_pdf/-char/ja
2020/11/11 中川直哉
<概要>
ソースZEB化工事による効果のうち、執務空間の照明消費電力の省エネルギー効果の報告
<方法>
空調・衛生・照明機器の改善と高効率化、隣接建物への熱融通を行った
照明について、アンビエント照明を蛍光灯から調光可能なLED照明に変更、昼光率照明制御、設定照度変更制御
<感想>
実際の建物において、照明制御により電力消費量の削減が期待できることが分かった。
これを、設計段階でも判断できるようにしていきたい。
2020年10月30日金曜日
昼光利用と照明制御によるオフィスの省エネ ルギー
岩淵 邦彦: 照明学会誌,80 巻, 3 号, p. 187-191,1996
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/80/3/80_3_187/_pdf
2020/10/30
概要
照明に関する基礎知識を踏まえたオフィス照明の省エネルギーに関する研究
居住空間における多灯分散照明に関する評価実験(<特集>省エネと快適性を目的とした住宅照明)
「居住空間における多灯分散照明に関する評価実験(<特集>省エネと快適性を目的とした住宅照明)」金谷 末子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij/94/10/94_KJ00006628564/_pdf/-char/ja
2020/10/30 東
〈概要〉
LED光源を含む各種光源を用いて種々の照明シーンを設定し、リビング・ダイニング空間で営まれる種々の生活行為と照明の適切さに関する主観評価実験
〈方法〉
被験者に順応室で約3分間順応させた後、リビング・ダイニング空間に入室するように指示 し、入室直後に空間全体を見度してリビング・ダイニング空間としての照明の適切さを5段階、室内の明るさ感を13段階で評価させた。
〈感想〉
生活行為による照明の適切さ評価は,若齢者の場合,1人でくつろぐ行為とそのほかの生活行為に有意な差があるが,高齢者の場合は、設定された生活行為間では有意な差は見られないという結果に意外性を感じた。
2020年10月23日金曜日
オフィスにおける行動と好まれる照明タスクアンビエント照明の問題点と可能性
オフィスにおける行動と好まれる照明タスクアンビエント照明の問題点と可能性
望月菜穂子、宇治川正人、平手小太郎、安岡正人
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/61/479/61_KJ00004221434/_pdf
2020/10/23 中川直哉
<概要>
タスクアンビエント照明を見直し、どのような照明であれば執務者の要求に応じた適切な照明となるのかを、作業空間における行動に着目した実証的な評価実験を通して検討する。
<既往研究との比較>
照明環境を物理的な評価や印象だけでなく、そこで行われる行動について、望ましいものであるかどうかといった観点から評価する場合、なるべく日常的な体験を通した評価であることが望ましい。しかし、既往研究は、比較的短時間の実験に基づいており、日常的体験という点からみると、不十分である。本研究では実験室内で観察された主要な行動に対して、好ましい照明環境を明らかにする方法として、照明環境を行動に対するふさわしさの視点で評価させる点、実際の居住空間での日常的な体験を通した評価実験である点が特徴である。
<方法>
天井の蛍光灯を調光し、周辺照度を3段階に変化させたアンビエントライトに、タスクラ
イトを組み合わせた3パターン(以下TAL暗、TAL中、TAL明と表す)と、そのうち最 も明るい周辺照度でタスクライトをつけないパターン(全般照明)の、計4つを評価対象 とした4パターンの照明状態の中で、それぞれ約10日間ずつ14名の学生、大学院生に通 常と同じ生活をしてもらい、各パターンの体験後にアンケート用紙を配布し、回答させた。
<感想>
行動によって満足する照明が異なることが分かった。
BIM概念に基づく最適建築設計支援システムの開発
BIM 概念に基づく最適建築設計支援システムの開発 刁芸婷、 加藤信介、樋山恭助
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/16/34/16_34_1065/_pdf/-char/ja
2020/10/23 田原
<概要>
BIMの仮想空間に建物を建設する概念に基づいて、建物に性能を予想するツールを加え設計案を改善する設計支援システムを提案し、窓形状の最適化までの自動実行を行う。
<既往研究との比較>
最適化のシミュレーションを実行して求められた評価値に対して重み付けを行い、その評価値に対して、設計者の意図に即した結果を得られたかどうかの判定を最適化理論に組み込んだアルゴリズムに沿って、代替案の優先順位を決めている点が特徴である。
<方法>
温熱環境シミュレーションソフト「AE-Sim/Heat」などを用いて算出
<感想>
BIMの仮想空間を用いて室環境の最適解を設計段階で求められるのは興味深いと感じた。
2020年10月16日金曜日
マルチエージェントモデルによる群集歩行性状の表現 -歩行者シミュレーションシステムSimTreadの構築-
「マルチエージェントモデルによる群集歩行性状の表現-歩行者シミュレーションシステムSimTreadの構築-」木村 謙, 佐野 友紀, 林田 和人, 竹市 尚広, 峯岸 良和, 吉田 克之, 渡辺 仁史
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/74/636/74_636_371/_pdf/-char/ja
2020/10/16 東 稲垣
〈概要〉
部屋から廊下への退出という典型的な群衆流を再現し、流動係数の時間ごと変化を確認し、それに伴って起きた事象について考察する
〈既往研究との比較〉
既往研究の多くでは、処理速度の短縮や開発の容易さのため、空間をネットワークやメッシュで表現する空間モデルが採用されていた。ネットワークによる表現は抽象化の度合いが大きく、メッシュによる表現では歩行者のスムーズな動きを再現できないという点で単純に理解しずらいものばかりであった。
〈方法〉
歩行者シュミレーションシステムSimTreadにおいて、そのメカニズムを明示すること、及び、ネットワークモデルと比較した群衆の再現性を、群衆流の基本指標である流動係数の変化を分析することで検証する
〈感想〉
自身の研究する分野のより専門的な文献を読むことで、意欲の向上、及び、マルチエージェントというものへの理解を深めることができた。
NetLogoを用いた心理的渋滞モデルのシミュレーション
社会科学におけるエージェントモデリング環境 田中 雅樹 倉橋 節也 小林 元 https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=152545&file_id=1&file_...
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LED 照明を利用したオフィスのタスク・アンビエント照明におけるタスク照明の照度・色温度の選好に関する基礎的検討 中林沙耶, 鈴木道哉, 川島実, 岩田利枝 - 日本建築学会環境系論文集 , https://www.jstage.jst.go.jp/article/aij...
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LCCM 住宅デモンストレーショ ン棟における居住実験結果 高瀬幸造— ———— * 1 中川あや— ———— * 2 桑沢保夫— ———— * 3 前 真之— ———— * 4 村上周三— ———— * 5 http://maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp/...
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岩淵 邦彦: 照明学会誌,80 巻, 3 号, p. 187-191,1996 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/80/3/80_3_187/_pdf 2020/10/30 概要 照明に関する基礎知識を踏まえたオフィス...